ナレッジ構造
ナレッジ構造の理解
機能概要
ナレッジセンター ジェラートが参照するRAG(Retrieval-Augmented Generation)ドキュメントをアップロードおよび管理します。
データストア ナレッジセンターにアップロードされたRAGドキュメントを目的別に分類して保存します。 チャットボットが必要な情報を迅速かつ正確に検索できるようサポートする中間ストレージの役割を果たします。
シナリオ チャットボットがユーザーの質問にどのように応答するかを決定するステップです。 次の2つの構成要素で構成されています。
プランを: ユーザーの意図を把握し、どのアクションを取るかを決定します
アクションを: データストアを参照したり、あらかじめ設定された指示に基づいて回答を生成します
ナレッジ連携構造
各ステップでドキュメントを以下のように設定・連携することで、アップロードされたRAGドキュメントに基づき、ユーザーの質問に対して高精度なカスタマイズ応答を実現します。 設定の順序は以下の通りを推奨します: ナレッジセンター → データストア → シナリオ

ナレッジ構造と応答可能なケース
ジェラートは、RAGドキュメントのアップロードとシナリオ・アクションをの設定が完了している場合にのみ正常に機能します。
正常に応答できるケース
アップロード 〇
設定
アクションを設定
RAGドキュメントに基づき、深い内容の応答が可能です。
アクションを / プランを 設定
RAGドキュメントに基づき、高速かつ深い内容の応答が可能です。
まとめ
RAGドキュメントをアップロードするだけでは、チャットボットの応答にその内容は使用されません。
ナレッジセンターにアップロードしたRAGドキュメントは、データストアにファイリングし、シナリオでアクションに連携し、プランで分類する必要があります。これにより、ナレッジベースの応答が可能になります。
構造を正しく設定することで、ジェラートは迅速かつ正確な応答を提供できます。
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